Vision

同じ日本で同じ時を生きるアーティストの価値が正しく伝わる仕組みをつくりたい

日本のアートマーケットを豊かなものにしたい

アートを通して日本人の価値観をより豊かなものにしたい

 

 

私たちは、アートの本質的な価値である美的価値は、アーティストのみによって生み出されるものであると考えています。しかし、その価値は放っておいてもうまく伝わるタイプの、わかりやすいものでないことが多いため、なかなか理解されにくいのが現状です。

実際、日本のアートマーケットは世界的に見ると、規模が非常に小さい上に未成熟であると言われています。アートを観る人は多いのに、アートを買う人が極端に少ない国、日本。それがなぜなのか想いをめぐらす内に、大きな理由として、日本人は、自らにとってのアート作品・アーティストの価値を判断することを苦手とする人が多いことがあげられるのではないかと考えるようになりました。

アート作品の鑑賞とは、作品を観るという行為を通して、他者であるアーティストの世界の捉え方を追体験することであると考えています。自分とは違う他者の目線を通して世界を捉えた時、これまで当然だと思っていた自分の世界観が揺らぐと同時に、他者との違いを実感することであらためて自分の軸となる価値観・美意識が確固たるものとなる、アートとはそのような力を持つ存在であると考えています。

アートを享受する側が、皆それぞれの価値判断の軸を持つことで、自らにとってのアートの価値をきちんと判断することができる社会を、日本にも作っていきたいと私たちは考えています。

アートの存在する意義や意味をきちんと見る側にトランスレートし、アートの社会的価値を本来の妥当な価値にまで高めていきたいという考えを胸に、PROJECT501は始動することとなりました。

 

 

和佐野 有紀 Yuki Wasano

都内にて耳鼻咽喉科医として勤務。2017年、慶應義塾大学大学院美学美術史専攻アートマネジメント分野前期博士課程修了。修士論文は『アート購買モチベーションによる現代アートコレクター類型化』。関心分野はアートマーケティング、特に日本のアートマーケットにおける消費者行動。

北村 大輔 Daisuke Kitamura

写真を扱うIT系ベンチャー企業に勤務。2016年、慶應義塾大学大学院美学美術史専攻アートマネジメント分野前期博士課程修了。修士論文は『非営利芸術組織の財務分析』。